今津町深清水を中心に、約25㌶の柿畑がつづき、11月にはいると収穫のピークを迎えています。今津町では、岐阜の養蜂家が柿の苗を持ち込んだと言われ、大正時代から始まりました。本格的には戦後になります。10月初旬の「西村早生」、中旬の「平核無柿」「松本早生」、11月から12月上旬にかけて「富有柿」と品種により収穫時期が続きます。 ご存じでしたか? 深清水あたりは富有柿の北限地だと言われています。今津では甘柿の品種が、隣の福井県今庄あたりでは渋柿が混ざるとか。寒暖の差が大きいことが、甘みのあるおいしい柿につながり「今津の柿」を指名してくださる方も増えています。 一年かけてこまめに世話をし、手入れしてきた柿が、ようやく実りました。(今津)
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