地区便り

今津浜に近い湖畔に彼岸花の群生地があり、早朝からカメラマンらで賑わっています。彼岸花も、絨毯をひきつめたような鮮やかな赤色で彩るのも、わずかな期間のため、思い思いアングルでカメラに収めています。

群生地も年々広がっているようです。ほんのひとときが癒やされます。(今津)

 



検査場に並べられた近江米
8月22日、JA今津町で県内のトップをきって近江米の初検査、初出荷があり、極早生品種「ハナエチゼン」約2,000袋が検査され、すべて1等に各付けされ出荷されました。今年は、7月末ごろまで平年より2~3日早く生育がすすんでいましたが、8月に入って雨天が多く、平年並みの刈り取り時期になりました。当日、威勢のよい「近江葦海太鼓」に送られて京阪神へ運ばれ、翌日には量販店の店頭にならびました。                    これからメインの「コシヒカリ」や「キヌヒカリ」「秋の詩」など、収穫がすすんでいきます。近江米新品種の「みずかがみ」も加わり、本格的な“実りの秋”にはいります。

今津町深清水を中心に、約25㌶の柿畑がつづき、11月にはいると収穫のピークを迎えています。今津町では、岐阜の養蜂家が柿の苗を持ち込んだと言われ、大正時代から始まりました。本格的には戦後になります。10月初旬の「西村早生」、中旬の「平核無柿」「松本早生」、11月から12月上旬にかけて「富有柿」と品種により収穫時期が続きます。                                        ご存じでしたか?                                        深清水あたりは富有柿の北限地だと言われています。今津では甘柿の品種が、隣の福井県今庄あたりでは渋柿が混ざるとか。寒暖の差が大きいことが、甘みのあるおいしい柿につながり「今津の柿」を指名してくださる方も増えています。   一年かけてこまめに世話をし、手入れしてきた柿が、ようやく実りました。(今津)

収穫期を迎えた「今津の富有柿」の柿畑

毎年、湖西最の初春祭りである川上祭が4月18日、今津町平ヶ崎馬場で行われました。囃子やサンヤレなど、古くから祭りの様式を伝える民族資料として評価も高く、昭和63年には県の無形民俗文化財に選ばれています。                                                     祭は、酒波の日置神社と北仰の津野神社で、長さ約20メートルの大幟〈おおのぼり〉2本と神輿が輪番でだされます。中間のお旅所の馬場に向かい、大幟と子どもが持つ小幟が待つなか到着し、神輿渡御、流鏑馬、大幟巡行、サンヤレ踊りと続きます。囃子の「サンヤレ」は、古代日本人の習俗で、身辺に生ずる悪霊を恐れ、起こる罪を逃れようと、祖先の善霊に助けを求め祈ったとされ、「サン」は「さあ」、「ヤレ」は「はらえ」にあたるといわれています。また、「幸いあれ」「山野に礼」の意味もあるともいわれています。 子どもたちは、小幟を激しく野に叩き、飾りを地面に落とします。                                    今年は、前日の天候とうって変わっての快晴のなか、大太鼓や小太鼓、鐘で囃す化粧した子どもたちと“サンヤレ”の掛け声が山野に響きました。 (今津)                                   

大幟が馬場を巡行





 

 

                                                                  

国内南限のザゼンソウ自生地として知られる「今津のザゼンソウ群落」は、2月にはいり残雪の中から多くの顔を覗かせています。                                                        群生地は、1981年に今津中学の生徒が理科授業の観察時に発見しました。環境庁の自然環境保全基礎調査の特定植物群落に選定。滋賀県自然環境保全条例の緑地環境保全地域に指定(1989年)されています。 饗庭野からの湿地帯に、高密度に広く群生しています。      今津町弘川という、「えっ、ここに~」と思わせる竹林の中に、広がっています。実は、ここへは豊富な饗庭野からの伏流水が流れ、湿地を形成しています。今年も3月10日に「今津ザゼンソウまつり」が開らかれるなど、カメラ片手に多くの見学者で賑わっています。

 新旭のヨシの群生地は、ニゴロブナやホンモロコなどをはじめとする湖魚や多くの野鳥の生息の場になっています。またヨシには有機物を分解する働きがあり、琵琶湖の水質保全を助けています。新旭のヨシ群生地は琵琶湖最大でその雄大な風景は琵琶湖ならではのものです。またヨシ群生地に沿って湖周道路が延びています。湖周道路は別名桜街道といって654本の桜が植えられ、春の桜シーズンにはたくさんの観光客が訪れます。

 

 高島市畑地区の15.4haに、傾斜に逆らわず幾何学模様に広がる棚田。畑の集落は朽木に接し、標高300m~400mの山腹にすり鉢状に広がる棚田に見守られるよううに家々が点在しています。
 その昔、棚田は山頂付近まで連なり、実りの秋には静かな山里を黄金色に変えたとも言われています。棚田は生態系の維持に大きな役割を果たし、維持・保全への取り組みとともに景観的にも”日本の原風景”と高く評価されています。
 農林水産省より、平成12年に全国の134地区の1つとして滋賀県内で唯一「日本の棚田百選」に指定されました。
 今日も棚田オーナー制度や棚田を活かした農家民泊などの活動で都市との交流が行われるなど、積極的な保全活動をされています。

安曇川便り

安曇川町内の旧制今津中学校卒業生で構成される同窓会から
金677、601円の寄付金をいただきました。
このお金は藤本昭男(旧今中第21期)先生、河合真善(旧今中第18期)先生らを
中心に藤棚の設置などで活動しておられた残金で、そのメンバーも少なくなり、平成になってからは活動しておられませんでした、そこで藤蔭会に寄付をしていただきました。
早速心の教育基金に受け入れて、今年の事業である教室の自習室改造資金に使わせていただきました。寄付していただきました会員の方々に感謝申し上げます。

戸次威左武 記

咲きみだれるゆりの先には竹生島とびわ湖が広がります。



スキー場として多くのスキーヤーやスノーボーダーに親しまれている箱館山スキー場。夏にはゲレンデが七色に変化し、多くの観光客が訪れています。今年で4年目となった「びわこ箱館山ゆり園」。約5万400平方㍍の敷地に、約50種類250万輪の色とりどりのゆりが咲きほこります。開花時期には、観光パスなどで駐車場は満車。標高680㍍の山頂まで、6人乗りのゴンドラで8分間の空中散歩でゆり園に到着します。今年は、7月6日~8月19日まで開園され、眼下にはびわ湖の北湖が見える絶好のロケーションで賑わいました。

 

 海津・西浜の湖岸約1.2キロにわたって続く石積みをはじめ、海津・西浜・知内の水辺景観が、滋賀県で2番目の国の重要文化的景観に指定されました。特に、海津・西浜の石積みは、西浜村の記録によると、元禄15年(1702年)、たびたびの大波あり家屋や街道が被害を受けたことをきっかけに、当時の代官西與一左衛門の尽力によって築造されたと言われています。また、別の記録によると、海津の石積みはこの頃にはすでに築かれていたとされ、江戸時代中期には、ほぼ現在に残る景観が完成されていたものと思われ、今もその役割は重要で、しっかりと海津・西浜の町並みを守っています。この指定をきっかけに、多くの人が訪れ、長年にわたり受け継がれてきた人の営みを再発見、再認識されています。

滋賀県立高島高校同窓会
「藤陰会」
〒520-1621
滋賀県高島市今津町
今津1936番地
TEL 0740-22-2002